日本熱処理技術協会中部支部・オンライン技術講演会

*終了しました。また来年度をご期待ください。

(一社)日本熱処理技術協会中部支部では、令和2年度 支部活動の一環として、材料熱処理および表面改質の最前線でご活躍されている技術者による講演会を開催いたします。多数のご参加をお待ちしております。参加ご希望の方はFax、またはE-mailにて下記申込・問合せ先までお知らせ下さい。

日時:令和3年2月19日(金)13:30~15:30

場所:Zoom(Zoom ウェビナー)(予定)

【講演① 演題:3D 積層技術を活用した宇宙機・衛星用推進装置(スラスタ)の耐熱材料の耐久性評価】
講師:鈴鹿工業高等専門学校 材料工学科 准教授 黒田大介 様
講演概要:宇宙産業分野の発展に伴い小型衛星の量産が求められている。3D積層技術による構成部品の一体成形などにより人工衛星の重要部品である推進装置(スラスタ)の低コスト・小型化が実現されつつある。 スラスタ内部は高温・高圧・高濃度の酸化性や窒化性の燃焼ガスに曝されるため、構成材料の耐久性評価は重要である。本講演では,宇宙産業分野での3D積層技術の活用とスラスタ作動を模擬した熱履歴を与えた耐熱合金の耐久性評価の取り組みについて紹介する。

【講演② 演題:鉄鋼材料の高性能化技術-高炭素低合金における加工硬化オーステナイトの再結晶挙動-】
講師:日本製鉄株式会社 技術開発本部 君津技術研究部 上席主幹研究員 久保田 学 様
講演概要:オースフォーム等の加工熱処理技術は鉄鋼材料の高性能化の手段の一つであり、所望の特性を得るためには加工後の組織を制御することが重要である。本講演では高炭素低合金鋼について、 熱間加工材の組織制御の基礎知見となる加工硬化オーステナイトの静的再結晶挙動に及ぼすマイクロアロイ元素(Nb, V, Ti)添加の影響、炭素量の影響、及び再結晶抑制効果の発現条件に関する研究例を紹介する。

定員:80 名(予定)

参加費: 日本熱処理技術協会正・維持会員※1、中部生産加工技術振興会員※2、中部金属熱処理協同組合会員(賛助会員含む)※2 :3,000 円(税込)、いずれも非会員 :5,000 円(税込)
※1 維持会員口数が1 口の場合は1 名までが正会員扱い、2 名以上は2 人目から非会員扱いとなります。維持会員口数が2 口以上場合は2 名以上でも正会員扱いです。維持会員口数が不明な場合は事務局までお問い合わせください。
※2 1名までが正会員扱い、2 名以上は2 人目から非会員扱いです。
申込み完了次第、請求書をお送りいたしますので、指定銀行にお振り込み(振込料ご本人負担)をお願いいたします。

参加申込方法:令和3年2月16日(火)までに下記申込・問合せ先へE-mail にてお申し込みください。

申込・問合せ先: 〒448-0013 愛知県刈谷市恩田町1丁目157番地1
あいち産業科学技術総合センター愛知工研協会内
一般社団法人 日本熱処理技術協会 中部支部事務局
TEL/FAX:0566-24-2080/0566-24-2575 MAIL: info@jsht-chubu.jp

詳しくは、開催案内(PDF)を参照してください。